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「京都アクセスきっぷ」と「関空アクセスきっぷ」


阪急電鉄、大阪市営地下鉄、南海電鉄を利用する「京都アクセスきっぷ」と「関空アクセスきっぷ」というのが発売されました。

● 主な内容 ●
・発売期間は2012年4月1日より通年販売になりました。
・料金は1200円
・有効区間は、
 (南海電鉄) 関西空港駅~天下茶屋駅
 (大阪市交通局) 天下茶屋駅~天神橋筋六丁目駅
 (阪急電鉄) 天神橋筋六丁目駅~河原町駅ほか
・発売場所
 「京都アクセスきっぷ」:南海電鉄 関西空港駅
 「関空アクセスきっぷ」:阪急電鉄 河原町駅、桂駅、高槻市駅、茨木市駅、北千里駅、淡路駅、烏丸駅


基本的に「京都アクセスきっぷ」も「関空アクセスきっぷ」も、ほぼ同じ内容ですが、
関西空港 → 京都方面 は京都アクセスきっぷ
京都方面 → 関西空港 は関空アクセスきっぷ
という名称になっていて、逆の利用(京都アクセスきっぷを関西空港行きに使うなど)は不可らしいです。

関西空港から京都への利便性向上という位置づけらしいですが、ホントに便利で安いの??
と思ったので、料金面と時間面で他の路線と比べてみました。


◆◆◆ 京都アクセスきっぷ(1200円) ◆◆◆
関西空港駅 08時41分発(南海電鉄 急行)
 ↓
天下茶屋駅 09時24分着     所要時間 43分
天下茶屋駅 09時37分発(大阪市営地下鉄(阪急乗り入れ) 準急)
 ↓
河原町駅  10時58分着     所要時間 81分

所要時間合計 124+13(乗り換え時間)= 137分

準急は途中から各駅停車と同程度停車するので、時間がかかり過ぎです。


そこで、天下茶屋駅→河原町駅を移動する際、淡路駅で特急に乗り換えてみます。(特急料金不要)

関西空港駅 08時41分発(南海電鉄 急行)
 ↓
天下茶屋駅 09時24分着     所要時間 43分
天下茶屋駅 09時37分発(大阪市営地下鉄(阪急乗り入れ) 準急)
 ↓
淡路駅   10時00分着     所要時間 23分
淡路駅   10時08分発(阪急電鉄 特急)
 ↓
河原町駅  10時44分着     所要時間 36分

所要時間合計 102+21(乗り換え時間)= 123分

多少短縮したけど、2時間の壁は越えられないですね。
しかもこの場合、淡路駅から座れる保証は無く、40分近くも立ちっぱなしという可能性もあります。

一部のメディアでは2時間を切るような書き方をしていますが、乗換時間を全く考慮に入れてないですね。
都合良く乗換電車が来るわけがないし、荷物持ってりゃ移動時間もそれなりにかかりますよ?



◆◆◆ 関空特急はるか(3490円) ◆◆◆
関西空港駅 08時44分発(JR 関空特急はるか)
 ↓
京都駅   10時02分着

所要時間合計 78分

直通の特急だけあって、さすがに速いです。
乗り換えも無いので、かなり楽です。




◆◆◆ JR在来線(1830円) ◆◆◆
関西空港駅 08時48分発(JR 関空快速)
 ↓
大阪駅   10時00分着       所要時間 72分
大阪駅   10時15分発(JR 新快速)
 ↓
京都駅   10時43分着       所要時間 28分

所要時間合計 100+15(乗り換え時間)= 115分

河原町に行く必要が無ければ、「京都アクセスきっぷ」を使うよりこっちのほうが速いですね。





所要時間の速さだけを見ると

はるか > JR在来線 > 京都アクセスきっぷ利用

になりますが、はるかは料金がネック。
特急料金が必要なので、片道3490円もします。

ところが、はるかには往復割引というのがあり、これを利用すると4700円(往復)になります。
片道なんと2350円(往復割引の詳細はこちら JRのサイトです)
1000円以上もディスカウントしてくれます。

京都アクセスきっぷと比べるとまだ高いですが、
 時間差59分を取るか?!
 価格差1150円を取るか?!

というのが悩みどころ。

JR在来線も、昼得きっぷを利用すれば1440円になるので、価格差は220円になります。(但し、関空近辺には金券ショップが無かったはずなので、京都観光する場合の関空→京都は額面通りの1830円になりますね。逆に京都から関空に行く場合は事前に金券ショップで買っておけばOK)
こうなると「京都アクセスきっぷ」の価格面でのアドバンテージが薄れてきます。

ちなみに、リムジンバスを利用すると、所要時間 88分 運賃2500円です。
これも往復割引を利用すれば、片道2000円になります。



チケットとして新しく作ったのはいいけど、運行面では既存の運行車両(京都行き準急)を流用しただけなので、淡路駅~河原町駅(阪急路線)のアクセスが遅く、いまいちメリットが感じにくいです。
低価格優先とはいえ、所要時間をもう少し短縮してほしいですね。
どうせなら、淡路駅~河原町駅は特急と同程度の停車数にしたダイヤを新設したほうがいいんじゃないかと思う。



「京都アクセスきっぷ」の詳細はこちらです。(南海電鉄のサイトです)
http://www.nankai.co.jp/traffic/otoku/kyoto_access/index.html
「関空アクセスきっぷ」の詳細はこちらです。(阪急電鉄のサイトです)
http://rail.hankyu.co.jp/otoku/detail/33/

各種、お得チケットの内容を簡単にまとめたエントリーはこちら。


(補足)
JR在来線の昼得きっぷを金券ショップで購入すると、切符を2枚渡されます。
これは、京都駅-大阪駅の昼得切符と、大阪駅-関西空港駅の切符に分かれているからです。
昼得切符は利用区域が限定されいて、大阪駅-関西空港駅の昼得は存在しないためこのような形態になっています。

2枚に分かれているため、大阪駅で一度出場しなければいけないような印象を受けますが、そんなことはありません。
例えば、京都駅から入場する時は「京都駅-大阪駅の昼得切符」を自動改札機に投入、関西空港駅で出るときは「京都駅-大阪駅の昼得切符」と「大阪駅-関西空港駅の切符」の2枚同時に投入するだけでOKです。
また、別途特急券さえ購入すれば、はるかに乗車することも可能です。


(ジャパンレールパス補足)
ジャパンレールパスをご利用の場合は、関空特急はるか(自由席のみ)に乗車できます。
「京都アクセスきっぷ」を利用する必要はありません。
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テーマ : 京都
ジャンル : 旅行

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